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セミナー開催報告　バイオマスエネルギー事業セミナー～地域資源を活用した持続可能な事業の考え方、事例を紹介します～

　平成30年7月30日（月）に福島市のコラッセふくしまにて「バイオマスエネルギー事業セミナー～地域資源を活用した持続可能な事業の考え方、事例を紹介します～」を開催しました。

　本セミナーでは、バイオマスエネルギー事業の基礎から、事業の考え方、導入のポイントについて、また県内の食品加工工場に導入されたバイオガス熱電併給システムの事例について２名の講師にご講演いただき、33名の参加がありました。

■ 講 演１　「持続可能なバイオマスエネルギー事業の実現に向けて」
　 講 師　　　みずほ情報総研株式会社　環境エネルギー第２部　コンサルタント　石井　伸彦　氏

　バイオマスの事業環境、湿潤系バイオマス事業のポイント、木質系バイオマスのポイントについて幅広い内容を分かりやすくお話いただきました。

　地域の全体感をよく把握した上で事業をすることが重要であり、事業がうまくいくようガイドラインを作成中といったお話もされました。

　質疑応答では、全国のバイオマス活用事例や熱をどのように工夫して利用したらよいかといった内容の質問がありました。

■ 講 演２　「食品工場におけるメタン発酵ガス発電」
　 講 師　　　栗田工業株式会社　ソリューション推進本部　マーケティング部門　マーケティング２部　彦坂　拓自　氏

　福島市にある内池醸造株式会社様の食品工場に導入された、メタン発酵バイオマスシステムについて、紹介していただきました。

　内池醸造株式会社様では、食品工場からの排水をグラニュール法という方法でメタン発酵させて、得られたバイオガスから、電気と熱をつくり、電気は売電し、熱は工場内で利用しています。

　質疑応答では、システムについての質問が多く見られました。

みずほ情報総研株式会社 環境エネルギー第２部 コンサルタント　石井　伸彦　氏　ご講演の様子	栗田工業株式会社 ソリューション推進本部　マーケティング部門 マーケティング２部　彦坂　拓自　氏　ご講演の様子

講演終了後には、講師の先生にご対応いただき、事業相談会を開催いたしました。

相談会の様子	会場の様子