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お知らせ

セミナー開催報告【2022年度以降の法改正を見据えた再エネビジネス 太陽光・ 蓄電池導入、点検サービス紹介セミナー】

 R3年10月1日(金)~10月15日(金)『2022年度以降の法改正を見据えた再エネビジネス 太陽光・ 蓄電池導入、点検サービス紹介セミナー』をオンデマンド配信(録画配信 zoom)にて開催しました。

 受講者から、「今回のセミナーを拝聴させていただき、関連するサービスのみならず、幅広い情報を得ることができました。」といった感想をいただきました。以下、主なご講演内容を報告いたします。

 

講演1「エネルギー・環境関連法改正を踏まえた今後の再エネ関連ビジネスの可能性について」
講師:株式会社三菱総合研究所サステナビリティ本部 分散型エネルギーソリューショングループリーダー 馬場 史朗 氏

主なご講演内容:
 エネルギー関連施策の動向として、エネルギー供給強靭化法、第6次エネルギー基本計画(案)、改正地球温暖化対策法について、政策動向を踏まえた再エネ関連ビジネスの可能性として、FIP制度の概要・シミュレーションのイメージ、非FIT案件として第三者所有モデル、自己託送、コーポレートPPA、バーチャルコーポレートPPA、再エネアグリゲーションについて解説頂きました。
 更に、FIP制度及びアグリゲーターライセンスの導入スケジュール、R4年度の補助事業、配電事業、地域の脱炭素化の促進制度、地域脱炭素移行・再エネ推進交付金について、幅広くお話いただきました。

 

講演2「2030脱炭素・自家消費シフトで注目!太陽光・オール電化・蓄電池経済効果シミュレータ「エネがえる」のご紹介」
講師:国際航業株式会社 公共コンサルタント事業部コトづくり部デジタルエネルギーグループ コンサルタント 樋口 悟 氏

主なご講演内容:
 自家消費、自立分散型エネルギー事業を行う上で重要なシミュレーションについて、お客様情報と提案内容を入力すれば15秒で結果が出るエネルギー診断サービス「エネがえる」の特徴(今回は住宅・家庭向け)について紹介いただきました(産業用は開発中)。「エネがえる」は、国内最大級のデータベースで、レポート作成まで出来、電気料金プランは全国300社、5,000プラン、ガス料金プランは230社862プラン、蓄電システム26社80製品、エコキュート9社72製品、その他、気象予測・地図/施設・航空写真・衛星画像・Wi-Fi人流データなどが保有・収録されたデータとなっています。
 2030年を見据えて、VPPやDR、アグリゲーション関連市場の動向についてもお話しいただきました。(※数字はご講演録画時点(2021年9月13日)での情報です)

 

講演3「風力・太陽光発電施設のドローン・AI点検サービスの紹介」
講師:株式会社FLIGHTS アカウントディレクター 栗原 隆幸 氏

主なご講演内容:
 スマート保安に向けた動向として、風力発電設備や太陽光発電設備のドローン自動点検の導入率、経済産業省の「電気保安分野スマート保安アクションプラン」の内容について説明いただきました。アクションプランの中で、2025年度の第一段ターゲットイヤーまでに、ドローンによる外観点検、センサーによるデータ取得などのスマート保安率の増加により、保安力の維持・向上、電気設備起因による事故の低減が期待されています。
 ドローンやAIと人がやるべきことの役割分担を行い、これらを統合して検討することが重要であるとお話いただきました。風力、太陽光のドローンやAIを活用した点検の流れ、海外の先進事例、デジタルツインの世界について、ご紹介いただきました。