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セミナー開催報告【再エネビジネスの最新動向と将来予想 省エネと再エネの推進による脱炭素の実現セミナー】
開催方法:会場及びオンデマンド配信
R7年10月17日(金)にビックパレットふくしまプレゼンテーションルームにて開催しました。
また、当日の講演内容は、R7年11月4日(火)~11月18日(火)の期間でオンデマン配信
(録画配信YouTube)しました。
【受講者の感想(一部)】
「再エネ人材の育成の重要性を改めて認識しました。」
「地域課題への一体的対応の取組の必要性を学びました。ありがとうございました。」
「再エネ関連条例の変化について具体的な説明があり、勉強になりました。」
「収益向上・売上拡大、早速当社の実情を算出してみたいと思います。ありがとうございました。」
■1「再エネビジネスの最新動向と将来予想」
講師:株式会社新農林社 事業部新エネルギー新聞 編集長 秋本 剛 様
【主な講演内容】
・足下の再エネビジネスは「立ち上がり期」かつ、今後の「独り立ち期」(≒主力電源)を形作るための
重要な時期
・再エネの設備・施設と、計画・建設以降の長い時間付き合うのは立地地域であり、再エネのしごとを
〝地元の仕事〟にする機会
・再エネ人材の育成の必要性…従来支えてきた「電気セクター人材」の先細り+事業・導入形態の高度化・
多様化により新規に専門人材が必要
・自治体による再エネ関連条例は、「抑制」一色から「共生」(ゾーニングなど)を模索する方向も
・再エネの取り組みで先行する地域の2つの方向性…福島県(ボトムアップ型で、産学官各方面の調和的
推進を図る)と山梨県(トップダウン型で、(グリーン)水素をストロングポイントに産業振興を図る)
■2「省エネと再エネの推進による脱炭素の実現」
講師:いわきecoコンサルタントオフィス 代表 鈴木 一 様
(エネルギー使用合理化専門員・エコアクション21審査員)
【主な講演内容】
○エネルギー消費の現状とカーボンニュートラル(脱炭素)
・我が国のエネルギー需給の動向と最終エネルギー消費の推移
・カーボンニュートラルの考え方
・エネルギー最適化=「徹底した省エネ」+ 再エネ等による「エネルギー脱炭素化」
○エネルギー利用の最適化
・省エネ・再エネによる脱炭素化は、企業の経営課題の解決に直結する
・中小企業が脱炭素経営に取り組む具体的なメリット
・省エネの進め方
STEP1 現状を知る
(①エネルギーを「見える化」 ②変化を知る・原因を考える ③他社と比較する)
STEP2 ムダを探す
(①エネルギーを多く使っている場所に着目 ②機器の使い方と機器の選定の視点で チェック)
STEP3 まずはスタート
(①やりやすいところからスタート ②快適性と両立しないと継続しない ③効果の見える化が継続の
ポイント)
○具体的な事例紹介
・倉庫業と製造業の2つのケースで、「省エネ診断による提案」「コストをかけずに実行できる運用改善」
「更なる効率化に向けた投資改善」「事業者の診断後の取組状況」を紹介
・再エネ導入(太陽光発電設置による自家消費)の事例紹介



