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セミナー開催報告『10/28エネルギー政策の動向と今後の展望セミナー』
令和2年10月28日(水)『エネルギー政策の動向と今後の展望セミナー』をふくしま再生可能エネルギー産業フェア(REIFふくしま2020)と同時開催しました。新型コロナウイルス感染症拡大防止対策を実施しながらの開催となりました。
■1 「再生可能エネルギーを主力電源に‐その課題と展望」
講師 東京大学未来ビジョン研究センター 教授 高村 ゆかり氏
日本のエネルギー政策や脱炭素化を目指す目標、CO2排出実質ゼロ表明の自治体やSBTsを掲げる日本企業等の最近の動向について、主要国(EU、英国、米国、中国)の気候変動政策等を交えながらご説明いただきました。また、持続可能なサプライチェーンづくりの企業の取組みや、買取り制度からの自立、コスト削減、地域共生型再エネ事業の推進など再エネ主力電源化の7つの課題について、最新情報とともにご説明いただきました。
■2 「持続可能な地域社会を目指す再生可能エネルギー事業のヒント」
講師 公益財団法人東京財団政策研究所 研究員 平沼 光氏
日本で地域主体による持続的な再エネ活用には何が必要かという観点から、ドイツのシュタットベルケの仕組み(資金の地域内循環、地域市民との関係性、信用度など)をご紹介いただきました。また、日本版シュタットベルケ構築に必要な課題やシュタットベルケ構築の可能性がある事例、今後の福島県の可能性「福島はドイツに負けない高い可能性に満ちている」とのお話をいただきました。
会場の様子